軍パン スノーカモ 徹底解剖
こんにちは、オーナーです。
白のワイドパンツが欲しいなぁと思っていて、存在感のあるデザインで探していたら、スノーカモパンツがいいのではないかと思いつき、調べてみようと思いました。
オーナー今まで軍ものの服には興味があまりなかったものの、何軍がどう使っていたのかの歴史の背景を知ると、その服の見え方が一段と変わります。
今回はそんな軍ものの中でもスノーカモパンツについてまとめたので是非ご覧下さい。
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スノーカモとは
まず、名前の由来からですが、スノーカモの『スノー』は『雪』です。そして、『カモ』は『カモフラージュ』からきています。つまり、スノーカモ、スノー・カモフラージュとは雪の中での迷彩服と言う意味があります。
確かに古着の定番とされているのはスノーカモパンツですが、パンツだけでなく、他にもスノーカモと名のつくポンチョ、パーカーなんかもありますね。
歴史
--- 第一次世界大戦 ---
第一次世界大戦頃には既に雪上でのカモフラージュは始まっています。写真はイタリア戦線のオーストリア=ハンガリー軍の山岳部隊です。部隊はスキーを使用して雪上を進んでいましたが、その際、軍服の上にスノーカモフラージュのためのポンチョのような白い衣服を被り、オーバーズボンを着用し、帽子の上に即興の白い布をかぶせて、雪上に同化するようカモフラージュを行っていました。この頃は着るというより制服の上に白い布を被せるようなイメージでした。
スノーカモは、第一次世界大戦の頃から使用されていました。写真はイタリア戦線のオーストリア=ハンガリー軍の山岳部隊です。この部隊は雪道をスキーを使用して進んでおり、スノーカモフラージュのためのポンチョのような白い衣服・オーバーズボンを軍服の上に被せています。帽子にも白い布を被せていますね。
この頃制服の上に白い布を被せることがスノーカモフラージュになっていたみたいです。
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--- 第二次世界大戦 ---
第二次世界大戦中の北欧諸国の軍隊は、専用の白い冬軍服を着用するようになります。最初に白い軍服を着用したのはフィンランド軍と言われています。
あのフィンランド軍伝説的スナイパーの「シモ・ヘイへ」はその白い迷彩を着用して、正確に射撃することから”ホワイト・デス”と呼ばれていました。
その恰好を見たドイツ軍やソ連軍も雪上では白軍服を着用するようになります。この頃の雪迷彩は白一色になりますが、今のような撥水加工の素材など勿論ないため、汚れや血はそのまま付着してしまっていたそうです。
血がついたままだと流石に目立ってしまいますかね。
機能性
生地はコットン×ナイロンで、薄く軽量な素材でできています。軍服であることから耐久性にも優れており、防風機能を備えたオーバーパンツ(ズボンの更に上にはくパンツ)です。
裾周りにはドローコードがあり、中に雪や風が入らないように絞ることができます。
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また、スノーカモパンツは通常の軍服の上から履くために作られたことから、下の写真のようにポケットが貫通式になっています。ここが貫通していることで、中に履いているパンツのポケットにアクセスできるようにしています。
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ですが、この貫通式のポケットは普段着として着るにはやはり不便ですよね。そこでこの問題を解消する方法を主に2つ紹介します。
1つ目はポケット付きのパンツを中に重ね着することです。元々オーバーパンツの規格で作られていることから、それほどシルエットの太くないパンツを履くことはできます。白のスラックスとかが良さそうですね。
2つ目は取扱ショップでポケットの袋をつけてもらうことです。
ミリタリーウェアでは今回のスノーカモのようにカジュアルウェアとして使うには不便な点があったりします。そのため、それを解消してくれるサービスをお店も用意してくれています。もし無かった場合は、洋服のお直し屋さん等に相談すればポケットをつけるくらいであれば全然可能です。
ノットニュー豆知識
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スノーカモパンツの中にこのようなラベルがあります。
このラベルを翻訳すると以下の通りです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーミディアム・レギュラー(サイズのことです。Mサイズ・レギュラーサイズの意味)
ウェスト:31~35インチ(1インチ=2.54cmなので、計算すると78.74~88.9cm)
股下:29-1/2~32-1/2(計算すると74.93~82.55)
スノーカモホワイト
65%コットン・35%ナイロン
寒くて乾燥した気候の時に、アウターとして着用しましょう
裏地のボタンは暖かくしたい時に重ね着するためのもの。汗等で中が湿った時は取り外して乾燥させましょう
サスペンダーループ(腰部のヒモ)にサスペンダーフックを取り付けましょう
ドローコードでウェストを調節しましょう
裾が靴の外側になるようにしてドローコードを絞り、足を保護しましょう
雪や霜が中に入る前にはねのけましょう
ファスナーの動きが滑らかになるようにワックスで注油しましょう
洗濯時や撥水性を元に戻す時は、撥水性衣類の確立された洗濯手順に従って洗濯機で洗いましょう。
糊付けはしないでください。このラベルははがさないでください。
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ちなみにDLA100-90-C-0513と書かれている中の「90」と言う数字は90年度会計と言う意味で、1990年に軍から放出された服と判断できるみたいです。
スノーカモパンツ、いかがだったでしょうか?
基本的にオーナーは綺麗目なファッションを好みますが、こういった歴史の背景とか知ると手に取ってみたくなるんですよね。
皆様も興味が湧きましたら是非、お手に取ってみて下さい!
基本的に古着屋さんとかで探すと良いと思います。他にも色んなミリタリーウェアの話が聞けたりするので
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